これから飲食店を開業したい!
もうお店オープンさせたけど、長く続けていけるお店にしたい!
そんな個人で飲食店をやってみたい奇特な勇者の為に、現役で飲食店をやっている私がそのコツを教えちゃいます。
なぜ住宅兼店舗で飲食店は長続きするのか?
僕の場合は、テナントを借りて飲食店をやっているので、家賃が発生しています。
家賃って固定費なので、その月の売上が良くても悪くても、毎月一定額を支払う必要がありますよね。
僕も飲食店を経営して思う事は、もし仮に自宅兼店舗だったら、家賃が浮くのになぁ~って良く考えます。
もちろん立地条件とか、色々考えることはあっても、自宅兼店舗は最強です。
それに、1階部分が店舗、2階部分が住居スペースなら、1階部分で発生するお金を経費として計上できます。
これも自宅兼店舗の良いところです。
仮に住宅ローンがあれば、その一部を、光熱費ならその一部を経費として計上できます。
それに、飲食店を開業する為の、仕込み時間(準備)を大幅にカットすることも可能です。
例えば、テナントを借りて飲食店を開業するなら、自宅からテナントまでの移動時間を考えないといけません。
そこから逆算して、準備する時間も考える必要があります。
ですが、これが自宅兼店舗なら、お店までの移動時間30秒とかになってしまいます。
これって、かなり大きな時間の節約です。
(地味にお店~自宅の移動は面倒だしお金が掛かる)
人件費をゼロにすれば、飲食店は最強ビジネス!?
どこの業界も人件費は大きな経費です。
特に飲食業界は売値が安いので、利幅が少ないのが現状。
そこに加えて、人件費の高騰でさらに利益が圧迫されてしまいます。
特に小回りが効きに難い大手外食チェーンは、人件費の高騰で赤字に転落する店が多いと聞きます。
なので、個人で飲食店を経営するなら、この人件費を限りなくゼロに出来る様に工夫することが必須です。
その為には、親族一同でお店を切り盛りするのが最強。
もしくは、完全1人営業でお店を回せるようにするのです。
そうすることで、人件費を限りなくゼロに近づけることが出来ます。
実際に僕の店は、僕一人でお店を運営しています。
人件費がゼロです。
なので、潰れにくい飲食店が出来上がっています。
もし忙しい時期、日があっても他人を使わずに、親兄弟姉妹、夫、妻、じーちゃん、ばーちゃん、とにかく無料で手伝ってもらえる人の手を借ります。
そうすることで、余計なコストを掛けずにお店を営業することが可能になります。
なので、これから飲食店を開業する人は、人件費のコストを強く意識してください。
ココが抑えられると、本当に飲食店は堅い商売になります。
お金を使うところ、コストカットするところ
個人で飲食店を開業する時に、店内、店外の工事をしますよね。
居抜きで入る場合もありますが、どちらにしても最低限の工事は必要になってきます。
その工事1つとっても、どこまでお金を投入するか?っていうのよく考えないといけません。
なぜなら、飲食店が潰れる理由の1つに、初期投資が大きすぎて運転資金が少なかった、と言うケースが多いからです。
飲食店を開業する前は、無敵モードになっているので、お金を使う感覚もマヒしがちです。
ですが、そのお店のコンセプト、こだわりの部分にはお金を使っても、それ以外の部分は徹底的にコストカットするべきです。
なぜなら、ほとんどのお客さんは、あなたのお店のコンセプトには理解してくれず、そして二度と来てくれない場合が多いから。
だからこそ、初期投資で削れるところは削って、運転資金に回すことが重要です。
お店をオープンして6カ月もすれば、「なぜ、あんな箇所にお金を掛けてしまったのか・・・。」なんて思うことが絶対あります。
そうならないように、お金を使うところ、コストカットするところ、しっかり意識しましょう。
お客さんを呼び込む為の仕掛けを作る
潰れやすいお店に共通することは、たった1つです。
それは、新規来店客のリピートがないこと。
リピートがないので、常に新規のお客さんばかりを相手に商売をします。
しかし、新規のお客さんを呼び込むのは、本当に難しい。
だからこそ、新規のお客さんにリピーターになってもらうことが、とても重要になってきます。
ただ、お客さんに再来店してもらうことも、口で言うほど簡単ではありません。
なので、こちらから再来店を促す仕掛けを作ることが、とても重要です。
その代表的なツールがLine@ですよね。
日本国内では、利用者が8100万人以上にもなるSNSです。
お客さんのLineアカウントを取得できれば、お店からお客さんに来店を促進することが出来ますよね。
例えば雨の人で客足が少ないと思われる日とか、タイムセールの告知とか、色々なアイデアで再来店を促せます。
個人で飲食店を開くなら、こういったリピーター獲得の戦略も、しっかり考えておくといいですよ。