2017年3月某日、天気も良く気候も暑すぎず寒すぎずだったので、以前より気になっていた御伊勢山を登ることにしました。
当初は御伊勢山だけ登る予定だったのですが、ついでに雨乞山、そして愛宕山まで登山してしまいました!
ただ、一気に3つの山を一日で登ると、体力的に物凄くキツかったです。
なので登山ビギナーの人は無理しない方が無難。
こんな人向けに書いています。
御伊勢山を登りたいと考えている人。
山口市周辺で登山を考えている人。
御伊勢山や雨乞山、愛宕山のことを知りたい人。
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御伊勢山コース、南部運動広場側からのスタート

南部運動広場側からスタート!
ココだと駐車場もあるので、遠方から来た人も登山を楽しめますよ。

山頂まで約30分とあります。
本当はこの御伊勢山だけ登る予定だったのが・・・、この後とんでもない事に!

まずは写真右側にある道を登っていきます。
写真で見ると坂道になっているのが分かると思いますが、この坂道がかなり長い!
登山のスタートがいきなりの急こう配、そして長い距離の坂道。
登り切って振り返って写真を撮ったのがこれ↓

この坂道を登りきるだけで、結構しんどいです。
3月ということもあって、まだ気温は高くなかったのが救いで、それでも息が切れる感じで程よく汗ばんでいました。
なので運動不足の人は注意!
坂道を登りきると、すぐにこの看板が目に入ってきます。

そして、この細い道を登っていくと山頂までいけるみたいです。
そういえば、登るときメッチャドキドキしました。
(大丈夫かなぁ・・・、登りきれるかなぁ・・・、なんて考えていたら。)

早速登り始めて思ったことは、結構道が舗装されていない。
当たり前と言えばそうですけど、もう少し舗装されているかと思っていただけに、僕が最初に思い描いていた登山とはちょっと違っていました!
森を抜けるまでの道中はこんな感じでした。


写真では見え難いですけど、ピンクのリボンが木に括り付けてあって、登山ルートのナビをしてくれています。
なのでこれを目印に山頂まで向かっていました。
もしこれが無かった、ひょっとしたら僕は御伊勢山の中で迷子になっていかも・・・。
地面に足跡というか、獣道のようなルートが出来ているので大丈夫だとは思いますが。
ちなみに写真では結構キレイな道に見えますが、実際は足元悪いところが多々ありました。
雨が降った翌日に登るとなると、地面がぬかるんで危ないかもしれませんね。
そうこうして登っていくと森を抜ける感じになって、ココが山頂か!?と思うところに出ました。

登り切ると看板があって、御伊勢山・伊勢神宮跡方面、そして雨乞山方面の案内。

どうもココは山頂ではないみたい。
御伊勢山の山頂を目指すか、それとも雨乞山を目指すか、ココが運命の分かれ道で、素直に御伊勢山方面へ向かっていた方がまだ楽だったような気がします・・・。
ココで僕は雨乞山方面へと向かうことに。
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御伊勢山から雨乞山へ向かうまでの道中が大変!
雨乞山へ向かう途中、のどかな田園風景が見えました。
高い所からの眺めは良いですね~。

ただ、のどかな感じもココまで。
ココから足元が悪かったり、登ったり、下ったりの連続で本当に大変だった!

この急斜面を下ってきました。
滑り落ちないように、かなり慎重に降りてきたけど、結構危険な感じ。


これも御伊勢山方面から下ってから撮った写真。
この時すでに、自分が登山をしているのか、探検をしているのか分からなくなってました(笑)
ご覧の通り、お世辞にも良い登山道とは言えないので注意が必要。
特に梯子の登り降りは気を付けよう。
そこからさらに歩くと、1枚の看板が目に飛び込んできました。

ココまできて思ったことは、御伊勢山・伊勢神宮方面へ行っておけば・・・と少し後悔。
結構体力が削られていましたから。
そこにさらに追い打ちをかけるように、ココから雨乞山方面へ向かうには、かなりの急斜面を登っていけなければいけません。
道中の写真を撮る元気すらなくなっていた。

長い登り坂が終わると、山頂付近に到着。
そこで見つけた猫の絵が書かれた鈴。
チリン♪チリン♪と音を鳴らしてみて、ご利益を期待。
その2カ月後、我が家で猫を飼う事に。
ああぁぁ、そうか。
この鈴の影響で、我が家で猫を飼うようになったわけだ・・・・。
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それはさておき、もう少しで雨乞山への頂上だ!

ようやく雨乞山の頂上につきました。
山の上がこんなになっているなんて!ちょっと感動です。
なんか雰囲気もあるし。


10円玉がないので500円玉を奉納することに。
何やらご利益がありそうな感じ!
運が良いと、さらに良い現象を目にする事もできるとか・・・。
ココって何気に隠れパワースポットのような気がする。
ほら、空を見上げたらこんな感じで、天からの恵みをもらえそう!

この雨乞山から小郡の街並みも一望できます。
ココまで苦労して登ってきたけど、なんか報われた感じです。
なので雨乞山の山頂はオススメですよ。

さて、ココからもう1つ山を登っていきます。
最後の山、それは愛宕山(あいほうやま)
雨乞山から登山、下山ルートがあったのですが、そこから降りると南部運動広場と反対側に到着してしまいます。
僕の車は南部運動広場の駐車場においているので、この下山ルートは選択しない。
なので、思い切ってもう1つの山を登ることに。

雨乞山から愛宕山へ向かう道中がこんな感じ。

かなりの急斜面。
上が雨乞山方面です。
この斜面を下っている途中で、パシャッ!と写真を一枚。
たぶんですけど、愛宕山の山頂に到着。
雨乞山と違って、何もなく、看板が一枚ペロッと木に括り付けられていました。

とりあえず、ココから下山です。
下山ルートを一切確認せずに、御伊勢山~雨乞山~愛宕山と登ってきました。
この時点では確信は持てませんでしたが、この山から下りたらたぶん南部運動広場へ行ける予感はしました。
方向的に間違っていないはずなので。
とにかく下山開始。
下山をしてしばらくすると、何やら神社みたいな建物に遭遇。

後から知ったのですが、これは愛宕神社と呼ばれているようです。
とにかく神社なので、お参りをすることに。
こういった建物を見るとお参りをしたくなるのはなぜだろうか・・・。

とにかく下山を急ぐ。
僕の体力も底を尽き始め、ヘロヘロな状態。
そうそう、この神社から国道2号線のバイパスが見えました。
結構良い眺めでしたよ。
バイパス側からも実はこの愛宕神社が少し見えます。

ちなみに愛宕山からの下山ルートがこんな感じ。

もう完全に探検をしている気分。
この写真ではどこが下山ルートなのかさっぱりわかりませんよね。
ちなみに、傾斜が急なので木と木の間にロープが括り付けられていて、それを握り締めながら下山していました。
この時点で僕は、登山者と言うより冒険者でした。
男で良かったとなぜかフッと思った瞬間です。
さぁ、あともう少しでこの冒険も終わりです!

ようやく愛宕山から下山完了。
長かった初めての登山そして探検もこれで終了。
山から下りてきて鳥居をくぐって、この後南部運動広場へと向かいます。

愛宕神社からのルートが書かれた看板。
長かった僕の探検もこれで終わり。
無事に家に帰った時は、自分が生きている喜びを噛みしめ、山で起きた一部始終を家族に話してあげました。
ちなみに、御伊勢山~雨乞山~愛宕山を登って下山した合計時間が、確か1時間40分くらいだったと思います。
最後に
登山をする時は、タオル、水筒くらいは持って行こう。
服装は長袖、長ズボンが良いと思う。あと帽子も。(僕は半パン、半そでだった。)
おにぎりとかあったら良いかも。(途中お腹が空くと辛い)
家族に山登りに出掛けることを伝えよう。
電話必須。(スマホ、携帯)
雨乞山へ登るなら10円玉1枚必須。
山登りは無理をしてはいけない。(来た道を帰る勇気も必要)