この記事を書いているのでは男です。
つまり旦那側。
私達夫婦は、俗にいう二人目不妊です。
原因不明の不妊で、二人目の子供を望んでいますが、未だその夢は実現できていません。
諦めきれない気持ちは、時間が解決してくれた。
うちら夫婦は、今はお休み組と頑張っている組の中間あたりです。
時には諦めた組にも入る時があります。
そんな微妙な感じを行ったり来たり(笑)
今は嫁さんも婦人科へ通ってはいません。
言葉では私には言いませんけど、少しずつ気持ちの整理がついてきたのかもしれません。
ですが、毎月ではないけどタイミングが合うとき、タイミングを持っています。
そんな微妙な感じで、子供を新しく作る夢は捨ててはいません。
だけど本格的じゃない感じ。
こんな感じに至るまで、どれくらいの時間が必要だっただろうかぁ。
たぶん不妊治療を開始して7年、8年くらいの時間が必要でした。
本格的に不妊治療をしていた期間が約6年。
その間、特に嫁さんには辛い時間が多かったと思います。
もちろん、パートナーが必死に治療をしているので私も協力をしていました。
当時の嫁さんの執念というか、必死さは言葉では言い表せません。
それだけ大変な時期でした。
ですが今はそういった時期も過ぎ、どちらかと言うと諦めた組にも入りつつあります。
パートナーが不妊治療を経験して、本当に色々あった。
笑ったことよりも、泣いていたことの方が多かった。
でも、今はそういった事すべてを時間が解決してくれているように感じます。
「あんな事あったね。」
「こんな事もあったね。」
そう言える時期に、入ってきているように感じます。
なので私が経験した中で言えることは、今辛くてもいつか時間が解決してくれると言う事です。
優しくなれない旦那であったこと。
不妊治療は、夫婦の協力がないと上手くいかない事が多いです。
だけど不妊治療中、嫁さんには優しくできなかった事が多かった。
リセットする度に泣きじゃくる嫁。
なだめる私。
最初のうちは優しい言葉を掛けられても、毎月、毎月同じ事が繰り返されると・・・。
私もイライラしてしまう事がたくさんありました。
それが余計嫁さんを傷つけていたんだと、今なら分かります。
でも当時の私には分からなかった、もしくは分かっていても気づかない振りをしていました。
私も仕事をして疲れて帰宅する。
家で泣いている嫁をみると、やっぱり私の気も沈んでしまうわけです。
それに原因不明の不妊って、どこか男は他人事みたいなところがあります。
うちの旦那もそうそう、そこで頷いているあなたが目に浮かびます(笑)
そうなんです。
男ってどこか他人事で、嫁が何とかするだろう、みたいな感じがあります。
私はそういったところがありました。
今考えると、嫁さんが辛い時もう少し話を聞いてあげたら良かった。
もう過去の出来事なので、どうする事もできません。
ですが夫婦だからこそ、もっと話をすることが大切だったと考えています。
夫婦だから分かるだろ!?
じゃなくて、やっぱり話をする、聞いてあげる。
こういった事が大切なんだなぁと感じます。
しかし、現実はなかなかうまくいかないことも多いです。
日々の仕事、家事に追われて疲れてしまう。
そんな中、不妊治療が追い打ちをかけてくる。
どうすれば良かったんだろうなぁ・・・。
今1つ思い出したことがあります。
それは、家の中で夫婦が話をするよりも、外出した先で話をするのが良いです。
家の中では気が滅入る話でも、外に出て話をすると気分も変わります。
なのでオススメは、外でゆっくり話をするのが良い!
それこそ近くの公園を散歩しながらでも良い。
外の空気に触れながら、ベンチに座って話をするだけでも良い。
天気が良い日だと尚いいです。
仕事との両立が難しいから諦められた
私達夫婦が不妊治療から遠ざかっていけたのは、嫁さんの仕事が深く関係しています。
不妊治療を熱心にしていた時、嫁さんはパートタイムで仕事をしていました。
ですが、フルタイムで働くようになってから、嫁さんも少しずつ本格的な治療から距離を取るようになったと思います。
なぜなら不妊治療は時間、労力、お金の負担が大きいですよね。
それに加えて仕事を両立させていくのは、かなり難しいです。
相当理解がある会社に勤めていないと、そうそう仕事を休むことは無理です。
逆に言うと、嫁さんがフルタイムで働き始めたから、私達夫婦は不妊治療の諦めた組に向かえたのだと考えています。
もし不妊治療を諦めたい、でも踏ん切りがつかない。
そういった状態で苦しんでいるなら、思い切ってフルタイムで働いてみるのも一つの方法です。
うちの嫁さんも、「家でじっとしているよりも、気分が変わる。」って言っていましたから。
なので、ぜひあなたの選択肢の1つに入れてみてください。